旅の日記

ひっそりと何かが書(描)かれてるかもしれない日記

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

ウルの過去話

この間すぴでウルを出してこの子の過去話考えたくなったので
ほんの一部だけど考えてみましたー
ウル視点で書いてるのでちょっと表現が分かりづらい所とかも
多分あるだろうけどそこはあしからず;;
…実は結構端的に書き過ぎたかなーともちょっと思ってたり…((

では追記からー

忘れもしないあの日の事…
昼間の暑さが少し和らいできた頃、集落から一番近いオアシスまで水を汲みに行っていた。

「はぁ…本当に面倒ですね、これ…」

などと愚痴をこぼしながらも生活の為には重要な事なので持ってきた容器に黙々と水を入れていく。
やがて注ぎ口近くまで水が入り、重量が大幅に増した容器を運ぶ。
さすがに自力で持つには重過ぎるので少し技で補助している。

「さてと…暗くなりきる前に帰りますか」

-----------------------------------------------------------------------------------------------

集落まであと少しという所で異変に気付いた。
普段なら月や星、家の明かり以外無いに等しいのに遠くからでも分かるぐらい集落全体が赤く光っていた。
辺りも暗くなり始めていたのでなおさらだった。

「何ですか…あれは……」

初めて見る集落の様子に驚いたと同時に運んでいた容器を落とした。
その拍子に折角組んだ水が零れたが気にも止めず集落へ駆け出す。


集落に入ると建物からは炎が上がり、道には足の踏み場も無いほど物が散乱していた。
自分は飛べるので道に物が落ちていようが構わないがやっぱりつい気にしてしまう。
気になると言えば集落全体がこの状況なら家の方にも何かしら異変が起きてるかもしれない。
少し嫌な予感がしつつも確認の為に急いで家へ戻る。


その道中に集落の者ではない、聞き慣れない声が聞こえてきた。
咄嗟に物陰に隠れつつ話し声のする方を見ると2人の男性が何か話している。
見てみると1人はアバゴーラと分かったがもう1人はちょうど死角に入っていて姿は確認できなかった。

「あーあ、ここもはずれか」
「そうぼやくなって。まだアテはいくつか残ってるし」
「…まぁ結果的に一暴れ出来たからいいけどよ」

アバゴーラの方は武器であろう大剣を肩に担ぎつつ喋っていた。

「んじゃ、ここの奴らは全員片付けたし次行くか」
「あぁ」

最後に短くそう示し合わせて2人はどこかに去っていった。
会話自体は短かったが、内容には気になる点がいくつもあった。

「(全員片付けたとはどういう…… まさか…!?)」

片付けたの意味…自分が思ってる意味であって欲しくないとは思いつつまさかの事を考えてしまう自分がいた。
絶対違っていて欲しい。でもこの状況が詳しく分からない今はそう願うしかない。
家の方に近づくにつれ、吹き付けてくる熱風も強くなって前に進めなくなってくる。
ついには高い火柱が上がっている所もあり上からも近づけなくなった。

-----------------------------------------------------------------------------------------------

やっと家に着いたのは火が治まりかけた明け方になってからだった。
ほぼ完全に焼失していて原型が残っている部分はほんの僅か。
自分が思っていた以上に火の勢いが強かったのか辺りの砂も黒く焦げていた。
もう少し先の方に行くと黒くなった砂の色に段々と赤みが加わってきた。


その先には集落の人達が道のあちこちに倒れていた。
おそらくあの2人から逃げてたのだろう、どの人も身体に斬られた傷がある。
そしてその中に両親の姿を見つけてしまった。
目の前の事を信じたくない、でも今自分が見ている光景は紛れもない現実。
それからしばらくは冷たくなった両親に寄り添ってただ泣き続けた。


ひとしきり泣いた後、簡単ながら全員の墓を作った。
いつまでもこのまま野晒しの状態にしておきたくなかったから。
とは言ってもさすがに一人で十数人を埋葬するのには結構な時間を要した。

全員の埋葬を終えた頃には両親や集落の人達を失った悲しみ以上に別の感情がわいてきた。
襲撃者への怒り。あの時見た2人組が集落を襲ったのは間違いない。
色々な事を考えている内、無意識に墓の前で言った。

「絶対に…絶対に許しません…!!」
  1. 2012/04/27(金) 23:28:33|
  2. 設定
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<やりたい事多過ぎて… | ホーム | 逃走中inダイヤ軍&ブラック軍>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://tabijinohate.blog99.fc2.com/tb.php/478-c409ff43
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

つなビィ

プロフィール

永月 冷

Author:永月 冷
ダイヤ・ブラックの
手持ち中心にもそもそと活動中…

最近は楓物語にも頻繁に顔を出してます

最近の記事

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

すぴばる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。